Chocolatey を使ってみる
Update: 2018-09-25
職場の Windows マシンはセキュリティ上の理由で入れられるものが制限されているので、 Laraval 5 による開発の手順 #1 を書いたときにはまだ Chocolatey のことを知りませんでした。
Chocolatey は Mac の Homebrew のようなものです、と、 Mac を使ってない人に言ってもわかるわけないですね。 Chocolatey は Windows 向けのパッケージマネージャーで、 2018年9月現在で 6,000 を超えるアプリ、ツールに対応しています ( https://chocolatey.org/packages ) 。
GUI のツールもあるようなのですが、開発に使うコマンドラインのツールを
Linux の yum
や apt
のような感じでインストールできます。
ざっと見たところ、
git
, nodejs
, python2
, python3
, php
, composer
,
sqlite
, openssh
, make
, mingw
( gcc
などを含む ), gcc-arm
, 7zip
といったものがありました。
tar
が見つけられなかったけど、、、 tartool
でいいのかな。。。
Chocolatey そのもののインストール方法は簡単で、 コマンドプロンプトか PowerShell のコンソールを管理者権限で開いて、 https://chocolatey.org/install に記載されている呪文を実行するだけです。 PowerShell の場合は先にセキュリティの設定を見ておいてください。
Get-ExecutionPolicy
で一番厳しい Restricted
だったら
Set-ExecutionPolicy AllSigned
としてください。
Chocolatey をインストールしたらコンソールを開き直してください。
全体のヘルプは、
choco -?
コマンドのヘルプは、例えば install
コマンドの場合
choco install -?
です。
choco search git
で欲しいパッケージを探して、
choco info git
でパッケージについての情報を見ることができます。
パッケージのインストールは
choco install git -y
です。 -y
はコマンド実行中の問い合わせをすべて Yes
とするオプションです。
パッケージをインストールする際にたいてい PATH
の設定をしていますので、
インストール後はコンソールを開き直してください。
インストールしたものの実行は、管理者権限不要です。
vim
もありました。漢字を入力しても化けないようです。
choco upgrade all
ですべてのパッケージを最新にします。
php
は C:¥tools¥php72
のようなフォルダに置かれます。
php.ini
の extensions
がすべてコメントアウトされているので、
全く使いそうにないもの以外はコメントアウトを外してください。