パンと臭素酸カリウム
Update: 2010-09-12
リンク先を更新: 2021-05-12
店で販売されているパンに臭素酸カリウムという添加物が使われていること、それに発がん性の疑いのあることを知ったのは Twitter で http://twitter.com/kawanaiseikatu/status/22659650528 。紹介されていたのはこの記事です。
まず概要を調べました。
FAO/WHOの合同食品添加物専門家委員会 ( JECFA ) は1992年の第39回会合では「遺伝子傷害性発がん性物質」であるとされ、「臭素酸カリウムの小麦粉処理剤としての使用は適切でない。パン製造用の小麦粉処理のための使用量を取り下げる。ビール製造への使用はデータ不足から検討できない。」ということになったそうです。
同年、日本でもパンへの使用が禁止されています。
しかし、その後、
- 検出技術が向上した
- フタをして焼く角形食パンでは臭素酸カリウムが分解されてしまう
等の理由で日本パン工業会の方針が変わり、使用を再開するパンメーカーが顕れます。
店で良くかけるメーカーについて調べてみました。
使用
不使用
- Pasco 臭素酸カリウムを使用していますか?
- 神戸屋 臭素酸カリウム不使用について